聖書的契約とは何か?
これまでの記事で取り上げてきたとおり、ディスペンセーショナリズムでも、契約神学やその派生形でも、聖書神学において「契約」は大変重要な概念だ。
しかし、(個人的な感覚だと)特にディスペンセーショナリズムでは、そもそも「契約とは何か」という話がなされないまま、聖書的契約そのものへの議論へ進んでいくことが多い。今回はそのそもそも論を少しだけ考えてみたい。
【2019/9/21:本文の最後に、ダビデ契約について追記しました。】
トピック
- 聖書における「契約」の重要性
- 聖書的契約の定義
- 契約を指す用語の意味による定義
- 「関係」という概念に基づく定義
- 契約の定義に関する考察
- 最も問題点の少ない定義?
- 聖書的契約を判別する際の「尺度」
- 追記:ダビデ契約と血の犠牲について(2019/9/21)
漸進的契約主義(PC)と聖書的契約
契約神学と聖書的契約
- 契約神学の特徴と契約論
- 贖いの契約
- わざの契約
- 恵みの契約
- 歴史的契約の分類について