軌跡と覚書

神学と文学を追いかけて

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年に読みたい本リスト

前回、前々回の記事で2017年分は締め括りにしようと思っていたのですが、今夜が思っていた以上に暇で、かつ大掃除をする気力も起こらず(夜中だしね、掃除機とかうるさくて迷惑だから!)。 で、前回の記事で問題にしたことに取り組み始めようかと本棚を物色…

患難期前携挙主義者が取り組む必要のある諸問題

今年考えたことは今年のうちに言葉に残して、来年考えるテーマとしたい。 昨夜アップした記事は文学に焦点を絞ったものでしたが、今回は神学、それも、このブログで幾度も取り上げてきた終末論に関するテーマです。 一昨年投稿した「終末論についての覚書」…

三浦綾子と「あかしの文学」について

2017年もあっという間にクリスマスが過ぎ、気づけば本当に残り僅かとなりました。今年考えたことは今年のうちに言葉にしておいて、来年考えるテーマとしたい。そんなことを考えつつ、思い出すのはやっぱり聖書と文学を学ぶ中で浮かんできた問題。文学につい…

終末論と聖書預言に関する参考文献:目次

クリスマスおめでとうございます! と言いながら、クリスマスと全く関係ない記事であれですけど。 今回は、今のところ千年期前再臨説(premillennialism)と患難期前携挙説(pretribulationism)に立っている筆者から見た、終末論と聖書預言に関するおすすめ…

終末論と聖書預言に関する参考文献(5)終末預言

トピック エゼキエル書38–39章 七十週の預言(ダニエル書9章24–27節) その他終末預言関係

終末論と聖書預言に関する参考文献(4)イスラエル論

Arnold G. Fruchtenbaum. Israelology: The Missing Link in Systematic Theology. Revised edition. Tustin, CA: Ariel Ministries, 1992. Michael Vlach曰く、「イスラエルの過去、現在、将来を扱った出版物の中では最高の本」。 John H. Sailhamer. The P…

終末論と聖書預言に関する参考文献(3)携挙論

Gleason L. Archer, Jr., ed. Three Views on the Rapture: Pre-, Mid-, or Post-Tribulation. Grand Rapids, MI: Zondervan, 1996[1984]. 安心と信頼の実績、ZondervanのCounterpointsシリーズ! Alan Hultberg, ed. Three Views on the Rapture: Pretribul…

終末論と聖書預言に関する参考文献(2)千年王国論

John MacArthur and Richard Mayhue, eds. Christ’s Prophetic Plans: A Futuristic Premillennial Primer. Chicago: Moody Publishers, 2012. 千年期前再臨説といっても、この立場の間では歴史的千年期前再臨説(Historic Pre-millennialism)とディスペン…

終末論と聖書預言に関する参考文献(1)解釈論

聖書神学舎教師会編『聖書信仰とその諸問題』(いのちのことば社、2017年) 福音主義の保守的聖書信仰(いわゆる聖書の「無誤性」を信じる立場)の再主張となっている本。 D.A. Carson, ed. The Enduring Authority of the Christian Scriptures. Grand Rapi…