- スコセッシ版『沈黙─サイレンス─』を受けて
- 『沈黙』執筆時の遠藤周作
- 「頂点」としての『沈黙』─「再出発点」としての『沈黙』
- 日本宣教から見た『沈黙』の問題に関する遠藤の思想
- 1.遠藤本人と「日本沼地論」
- 2.ロドリゴの棄教について
- 3.遠藤の「弱者の救い」探求の道のり
- 結論
また雑然とした記事になりますが、最近もう一度『沈黙』について考える機会があったので、17,000字超えの長文になってしまいましたが、再びこの小説について取り組んでみました。
※本記事には遠藤周作の『沈黙』ほか、同じく遠藤の小説『侍』や、戯曲『黄金の国』に関するネタバレが含まれております。
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